9月2日(水) ようやく「なぎさタイム」を実施できました。
今年度、学力向上の取組として、「なぎさタイム」を計画していました。「なぎさタイム」とは、全校児童で一緒に勉強しようという時間のことです。1学期から始めたいと思っていましたが、これもコロナウィルス感染症予防のため、控えていました。
夏休み中に公務補さんにお願いして、テーブルの中央にベニヤ板でついたてを作ってもらいました。感染症防止対策でしたが、ついたてのおかげで同じテーブルの隣の子が見えず気にならないので、落ち着いて学習に集中できるようです。
内容は、読書10分、「読解算」のドリル10分です。昼休みが終了したら、全員まっすぐ図書室へ向かい、来た子から読書を始めます。高学年が静かに本を読む姿を見て、低学年も静かに本を読んでいます。24名集まっているのですが、「しーん」とした雰囲気の中で、ページをめくる音だけが聞こえます。
終了の合図が聞こえると、ドリル学習を始めます。用意した「読解算」ドリルは、長い文章の中に、たくさんの数字が出てくるので、問題をよく読み、計算に必要な数字を見つけ出して立式し、答えを導きださなければなりません。解き方のヒントは、「読みの基本」にそって考え、自分でどんどん読み進めて問題を解いていきます。全教職員で指導し丸付けや個別指導をしていきます。計算自体は難しくありませんが、文の中から「問い」を探し出し、その問いに必要な数字だけを選択することに苦戦しています。