2020年9月11日金曜日

第1回 なぎさタイム

9月2日(水) ようやく「なぎさタイム」を実施できました。

 今年度、学力向上の取組として、「なぎさタイム」を計画していました。「なぎさタイム」とは、全校児童で一緒に勉強しようという時間のことです。1学期から始めたいと思っていましたが、これもコロナウィルス感染症予防のため、控えていました。
 夏休み中に公務補さんにお願いして、テーブルの中央にベニヤ板でついたてを作ってもらいました。感染症防止対策でしたが、ついたてのおかげで同じテーブルの隣の子が見えず気にならないので、落ち着いて学習に集中できるようです。




 内容は、読書10分、「読解算」のドリル10分です。昼休みが終了したら、全員まっすぐ図書室へ向かい、来た子から読書を始めます。高学年が静かに本を読む姿を見て、低学年も静かに本を読んでいます。24名集まっているのですが、「しーん」とした雰囲気の中で、ページをめくる音だけが聞こえます。




 終了の合図が聞こえると、ドリル学習を始めます。用意した「読解算」ドリルは、長い文章の中に、たくさんの数字が出てくるので、問題をよく読み、計算に必要な数字を見つけ出して立式し、答えを導きださなければなりません。解き方のヒントは、「読みの基本」にそって考え、自分でどんどん読み進めて問題を解いていきます。全教職員で指導し丸付けや個別指導をしていきます。計算自体は難しくありませんが、文の中から「問い」を探し出し、その問いに必要な数字だけを選択することに苦戦しています。


この勉強が「楽しい」と感じている子もいます。全員が「できる」「わかる」楽しいと思えるように指導したいと思います。第1回目(2週間)は終了しました。学芸会後に第2回「なぎさタイム」を計画しています。
  

2020年9月8日火曜日

自由研究発表会

8月24日(月)発表を頑張りました!!

 今年の夏休みは、16日間と短かったのですが、全員自由研究に取り組み、成果を発表することができました。
 コロナウィルス感染症予防のため体育館で行い、保護者の方にも参加いただき、久しぶりに子どもたちの活動の様子を見ていただくことができました。
 低学年は、お父さん、お母さんの協力してもらいながら作った作品が多く、作る時に苦労したり、工夫したりしたことなどを発表することができました。動く作品を実際に動かしてみせると会場から「オー」と歓声が上がるなど、盛り上がりを見せました。





 高学年は、各自「テーマ」を決めて調べたことを模造紙などにまとめた研究発表を行いました。それぞれ興味のあることや気になったことを取り上げて、追及して感想をまとめていました。最近の傾向は、「ネットで検索して調べました。」が多く、時代の流れを感じます。今後は、子ども一人につき一台の端末機が整備される予定ですので、紙ではなくデジタルでのプレゼンテーションに移行していくのではないかと思われます。子どもたちは、すぐに操作を覚えてしまうので、教師もうかうかしていられません。追い越されないように、日々勉強です。
 各自の発表のあとは、質問や感想なども活発に行われ、大勢に前で、堂々と自分の意見を表現できるようになってきており、特に高学年が頼もしく思えました。







自由研究発表の後、「宗谷海鳴り太鼓」も披露しました。なかなか発表の機会がなく、ようやく聞いてもらうことができました。1年生も真剣な表情で、上級生の動きを見ながら間違えないように頑張っている姿をみて成長を感じました。
全校で活動することの意義を少しずつ体感しているようです。6年生も、立派にリードすることができました。マスクをせずに演奏できるようになるには、まだ時間がかかりそうですが、少しずつお披露目の機会を増やすことはできそうです。