2015年5月11日月曜日

走り方教室

今日、3時間目の全校体育は、宗谷中学校体育担当の平井先生をゲストティーチャーとしてお迎えし、「走り方教室」を行いました。

平井先生からは、とても分かりやすく走り方のコツを教えていただきました。

キーワードは「ポン!」と「ピュン!」だそうです。

「ポン!」は足の着き方です。
地面から力をたくさんもらうためには、足をまっすぐに「ポン!」と着きます。「ズシン!」とか「ドシン!」ではなく、空き缶を踏みつぶすように軽く「ポン!」と着くことがコツです。
そして、片方の足を「ポン!」と着くの同時に、反対の足を「ポン!」と上げます。
「ポン!」を意識した歩き方を、パワーアップタイムでも使っている「ラダー」で練習しました。
地面からたくさん力をもらうために、紙ではなくボールのように弾むイメージが大切です。ボールが弾むのは堅いから。足を着いたときに、ぐにゃっとならないように堅くすることがコツです。
さらに、「ポン!ポン!ポン!」とスピードアップ。平井先生のお手本です。
かなり、上手になりました。さらに、上手になるためには、「腕の振り」が大切です。
腕は前ではなく後ろに。後ろにある壁に肘をつくイメージで振ると良いそうです。
腕の振りも上手になってきました。

さて、もう一つのキーワードは「ピュン!」です。
「走ること」は「移動すること」です。移動するためには「ひざ」が「ひざ」追い越していかなければなりません。後ろのひざが前のひざを「ピュン!」と追い越していくようにします。
ひざがひざをピュンと追い越していくイメージを練習しました。
「ピュン!」を使って体育館の端から端まで何歩でいけるかやってみました。
さらに、「ピュン!」を上手にするためには、「ポン!」+「腕の振り」も意識しなければなりません。
こんなに上手に走ることができるようになりました。子ども達の最高記録は9歩でした。ちなみに、平井先生は7歩。さすがです。

最後に、平井先生とハンデつきで競走してみました。

たった1時間の指導ですが、子ども達は上手な走りをイメージすることができ、ずいぶん上手に走ることができるようになりました。事後のアンケートでも、とても楽しく、走り方がよくわかったという声が多かったです。
平井先生の素晴らしい指導のおかげです。ありがとうございました。

走りのイメージを持つことができた子ども達ですが、まだまだ身についているとはいえません。パワーアップタイムや運動会に向けての練習で、「ポン!」「ピュン!」を意識して取り組むことで、イメージを実際の動きとするために必要な筋力や運動神経が養われていくのだと思います。

宗谷小学校の子ども達の走りがどう変わっていくか楽しみです。


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