5月の末ごろから、お父さん方が魚をもってきて下さり、水槽の中がどんどんにぎやかになってきています。ほっけ、そい、ウニ、ホタテ、ヒトデ、かじか、うぐい、イトヨなど・・・。
今年の水族館は、「弱肉強食」の様子を目の当たりにすることが多く、水槽の周りで「アー!」「だめー!」という子どもたちの声が聞こえてきたりしています。イトヨを5匹くらい入れましたが、あっという間に1匹に・・・。「かわいそう」という声も聞こえてきて、網で隔離しましたが、敵もさるもので網をつつき落とそうとしていました。結局、今はイトヨの姿はありません。
今日は、サメの赤ちゃんを4匹入れましたが、5分もしないうちに1匹になっていました。かじかやそいの口からサメのしっぽが見えている状態でした。最後の1匹も、放課後にはいなくなっていました。
水槽の中を観察すると、ちゃんと住みわけができていて、水槽の上部をつねに泳ぐうぐいやほっけたち。水槽の下部で動かないカジカたちやホタテたち。水槽のガラスにへばりついて、えさを食べているウニやヒトデ。ブロックの中にかくれて過ごす小魚たち。子どもたちも毎日観察して、色々発見したことを報告してくれています。
「弱肉強食」や「食物連鎖」などを自然と学んでいるようです。水族館を観察しながら、自分たちの食べ物にも目を向け、命をいただいていることを考え、食べ物を大切にする気持ちを学ばせたいと思います。
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