今日は、低学年の性教育の授業がありました。1年生と2年生が一緒に勉強し、3人の先生が協力しての授業です。
今日の課題は「男の子と女の子のおなじところとちがうところをみつけよう」です。
「ピンクの服で髪の長い子と、青い服で髪の短い子。どちらが男の子でどちらが女の子かな?」という質問に、みんな「ピンクの服の子が女の子で青い服の子が男の子」と考えたようです。本当にそうかな?
男の子と女の子で同じところと違うところをひとりひとり考えたあと、グループに分かれて話し合いました。2年生が司会をして上手にグループの意見をまとめていました。
グループで考えた同じこと、違うことをみんなの前で発表しました。
同じところは、目、鼻、耳、口、手、足、首、おへそなど、体のほとんど。
違うところは、「おちんちん」のあるなし。女の子は(大人になったら)おっぱいがふくらむ、赤ちゃんを産むことができると考えたグループもあります。
ちょっぴり恥ずかしいけど、服を外して確かめてみると…。なんとピンクの服の子が男の子。
服の色や髪型ではわからないですね。
心臓や肺や胃腸など体の中の内臓も同じです。
保健室の先生から、詳しい話を聞きました。
学習用語としての「せいき」「ペニス」「ワギナ」について説明しました。
前回学習した、「赤ちゃんのもと」や「赤ちゃんのたまご」が作られる場所もある大切なところだということや、自分だけの大切なところ「プライベートゾーン」だといいうことも学習しました。
プライベートゾーンは大切なところだから、人に見せたり見られたりしてはいけないこと、乱暴に扱ってはいけないこと、清潔にすることなどを確かめて授業を終わりました。
低学年の子ども達の学習に向かう姿勢、話し合いの仕方、発表の力が身についてきていることが感じられる授業でした。
また、3人の先生のチームワークも絶妙でした。
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